武漢市が都市封鎖を解除 多くの市民が家に留まる

湖北省武漢市は4月8日(水)、76日ぶりに都市封鎖を解除した。
同市の高速道路集金所職員によると、8日(水)0時前に約700台の車両が集まり、20時までに約5000台が市を出発。また同市にある鉄道駅「武漢」駅では午前10時すぎ、列車で市を離れる人々が列を作った。一方「武昌」駅は多くの列車がまだ運行しておらず、「武漢」駅に比べて利用者は少ないと駅職員は説明する。市で営業するタクシーも同日、利用率は2割以下だったという。ある武漢市民は「封鎖解除と武漢を離れる交通網の再開は別のこと。多くの武漢市民は居住区内、家にとどまっている。人々が自由に活動できてこそ、本当の解除だ」と強調した。
なお上海市では12日(日)0時~24時の間に、新たに11人の海外輸入症例感染者を確認。また、入院治療を受けていたイタリアやスペインからの入国者8人が同日、退院している。

(写真は新浪より)

~上海ジャピオン2020年4月17日発行号

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