深夜にビル4棟を爆破解体 M1・7の地震発生に驚く人も

上海市普陀区の「上海中環中心」で4月20日(月)深夜0時半頃、ビル4棟を同時に爆破解体する作業が行われたことがわかった。
同じエリア内の複数の高層ビルを同時に解体する作業は極めて難しく、中国国内でも初めての試み。解体されたビルはいずれも20階建て以上、高さ80㍍を超える高層ビル。長年未完成のまま放置され、周辺住民や付近を通る高速道路利用者から〝爛尾楼(建設途中で中止された建物)〟と揶揄されていた。同ビルの解体後、総面積約25万平米の同地域には、商業、ビジネス、ホテル、文化、娯楽、金融などの複合施設が建築され、新たなランドマークに生まれ変わる予定だという。

今回の解体工事に伴い、普陀区では同時刻にマグニチュード1・7の地震を観測。ネット上では、地震で驚いて目が覚めたなどの声が上がった。

(写真は新浪より)

~上海ジャピオン2020年4月24日発行号

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