デリバリーサイト「美団」は最近、消毒と保温ができるスマートデリバリーロッカーを、上海市内に続々と設置していることがわかった。
同ロッカーは、新型コロナウイルス感染症が流行し始めた頃から運用を開始。配達員と注文者の直接接触を避けることができ、ロッカー内は保温・消毒機能を備える。デリバリー商品をロッカーに入れてから12時間以内に受け取りがない場合、係員が注文者に連絡し、再配達か処分がなされる。同社は今後、全国でロッカー数を1000台にまで増やす。
「餓了麼」も同様のロッカーを、市内に1000台、全国に3000台を投入する計画だという。
~上海ジャピオン2020年5月29日発行号