中国の国際路線減便政策 6月も各社国際便は1便のみ

中国民用航空局は、6月における国際フライト計画を最近公表。1つの航空会社が1つの国に対し、1週間に1本のフライト、1往復のみとする〝五個一〟政策が、6月も引続き延長されることがわかった。

海外ではすでに多くの航空会社が、6月分の海外から中国への航空券販売をスタート。しかし同政策の延長により、それらは払い戻しせざるを得ず、現時点では国際線の便数が回復する見通しは低いという。

同局は各航空会社に対し、国際便航空券は各社から直接販売し、適正に価格を表示して透明性を保つこと、航空券転売やダフ屋行為を排除することを要請している。さらに、代理店が販売した国際航空券については、管理を強化し、航空券の交換や、航空券の予約及び購入後に代理店が旅客名を変更することを禁止している。

(写真は新浪より)

~上海ジャピオン2020年5月29日発行号

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