中国国家統計局は最近、2020年1~6月の国内総生産(GDP)が6兆4934億5000万㌦に上ったと公表。中国は20年の1年全体で見ると、プラス成長をとげる可能性が高いことがわかった。
産業別に見ると、農・林・水産の第一次産業は第一四半期の3・2%減から第二四半期は3・3%増に転じ、上半期全体で0・9%増。製造・建築の第二次産業も第一四半期に9・6%減、第二四半期は4・7%増とプラスに転じている。また、金融・小売り・サービスなどの第三次産業も、第一四半期に5・2%下降したが、第二四半期は1・9%増となった。
一方、今年上半期における国民1人当たりの平均可処分所得は1万5666元で、物価上昇率を除き実質1・3%減少。税金や社会保険料を除く、毎月の可処分所得は2611元。
(写真は新浪より)
~上海ジャピオン2020年7月24日発行号