上海市浦東新区の「上海野生動物園」で10月17日(土)、飼育員がクマに襲われ死亡する事故が起こった。
飼育員はサファリゾーンの猛獣エリアで、別の作業員が油圧ショベルの故障をチェックするために地上に降りるのを制止しようと、同エリアを走る専用バスから降りたところ、クマに襲われたという。事故発生後、同園では専門の緊急対応チームを設立し、同エリアを閉鎖した。
一方ネットには、観光バスに乗っていた客の目の前で飼育員がクマに身体を引き裂かれたという目撃情報も書き込まれ、同園の安全管理を疑問視する声が上がっている。
~上海ジャピオン2020年10月23日発行号