上海市第一中級人民法院で11月19日(木)、妻を殺害後放火した男の裁判が行われた。
事件は、今年3月20日(金)8時頃に発生。被告の男は、浦東新区の義父宅で妻に、賭博の借金返済費用を要求。しかし妻が、金は被告人の父親の治療費に充てるべきと断ったため、逆上して刃物で妻を殺害した後、義父宅に放火して逃走。その後自首した。
被告は昨年9月に仕事を辞めたことを妻に隠し、出勤を装ってオンライン賭博に明け暮れていた。また検死の結果、殺害された妻は妊娠していたことが判明。被害者の父親は「被告にはただ死刑だけを望む」と語っている。
~上海ジャピオン2020年11月27日発行号