上海の一部で初雪を観測 大気汚染の黄色警報発令

上海市嘉定区や崇明区、徐匯区徐家匯など一部地域では、今年において気温が最も低くなった1213日(日)深夜~14日(月)早朝に掛けて初雪を観測したことがわかった。
上海気象台によると、中国北部から南下した冷気が暖かい空気を押しやり、上海に雪まじりの雨をもたらした。しかし明け方の短時間だったため、初雪を見ることができなかった人が多いという。市の初雪は、一般的に1月上旬に観測されており、今年は比較的早かった。なお気象専門家によると、市は海に近く地面の気温が高いことや、都市のヒートアイランド効果の影響で、雪が積もることは少ないという。
また、13日(日)10時、市の大気質指数(AQI)が222、PM2・5濃度は170、PM10濃度は163を記録。市空気重汚染応急工作組办公室は13時、大気汚染に関する警報で、3段階のうち1番下の「黄色警報」を発令した。

(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2020年12月18日発行号

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