イギリスの新型コロナウイルス変異種拡大を受け中国民用航空局は、2020年12月28日(月)~21年1月10日(日)、中国―イギリス間における民間航空機の運航を停止すると公表した。
また同局は該当期間中の航空券に関して、無料で日程変更やキャンセルに応じるよう各航空会社に通達。専門家によると、変異種は従来の新型コロナウイルスより感染力が50~70%高いという。さらに、通常の新型コロナウイルスは子どもに感染しにくいとされているが、変異種は子どもにも感染しやすい可能性がある。イギリス南部で急増している新型コロナウイルス感染症患者の約半数は、変異種によるものと見られている。
一方で、一般的なインフルエンザも生き残るために変異することがあり、短期間内の新型コロナウイルス変異はワクチンの有効性に影響しないとしている。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2021年1月1日発行号