春節人気はホテルリゾート 上海の観光収入は56億元超

上海市内の文化・旅行会社がまとめた、上海市民の春節休暇中の消費動向によると、今年は〝市内のホテルでご褒美休暇〟が爆発的なブームを記録。うち4ツ星以上のホテルが60%以上を占め、高級ホテルの平均宿泊価格は1月比407%増の2906元だったことがわかった。
〝今いる場所で過ごす〟よう求められた今年の春節休暇は「温泉」「親子」などをテーマにしたリゾートホテルで、自分の労をねぎらう滞在が人気。浙江省湖州市のホテルでは、点心作りや灯篭流しなど、春節ならではのアクティビティが好評だった。
一方で、全国観光地の予約も2019年春節休暇時より300%増。上海市、北京市、広東省深セン市などの景観地が賑わった。特に上海市の旅行熱は高く、観光収入は56億6500万元以上を記録。観光者数はのべ492万人と19年同期の96%まで回復し、うち81・55%は上海市民だった。

(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2021年2月26日発行号

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