上海市第十五回人民代表大会常務委員会は、「上海市電動バイク安全安全管理條例」を5月1日(土)から施行すると発表。建物の入口や廊下、非常口などでの停車及びバッテリー充電が禁止されることがわかった。
近年は、電動バイクの放置や充電のためのケーブル延長、ソケット利用により火災が発生する事故が頻発。同条例では、配達・フードデリバリー時における電動バイクの交通違反処理、電動バイクから発火した場合の責任主体を明確にし、処罰対象や内容などを明記している。
同委員会は「条例立法の背景には、市の急速な経済発展がある。フードデリバリーやレンタサイクルなど新たな産業が発展する一方、業界の責任や管理方法は明確になっていない。ガイドラインを設け、火災や事故を防ぐ安全管理の強化が必要だ」と述べた。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2021年3月5日発行号