上海市住房城郷建設管理委員会らは3月3日(水)、不動産条例の「上海市の不動産市場管理強化に関する通知」を公表した。
〝沪七条〟といわれる同条例では、不動産販売価格の過度な高騰を防ぐため、住宅購入資金の審査やローンの監督を強化し、住宅販売などを制限。また土地供給管理も強化、住宅用地の供給契約や情報を適宜公表すると規定し、不当な土地利用を防止する。ほか、新築物件は企業より個人の購入を優先すること、物件はネット上での成約から5年経ってから転売できることなどを明記している。
~上海ジャピオン2021年3月12日発行号