上海市の軌道交通8号線で最近、車両ドアにカバンを挟まれた女性の救出劇が、ネット上で話題を呼んでいる。
この女性は8号線車両で、ドアが閉まる際にカバンを挟まれ、動けなくなってしまった。その後終点まで7駅を通過したが、すべて反対側のドアが開閉したため、カバンは挟まれたまま。その間、車両が駅に停車するごとに「誰が挟まれたんだ!?」と駅員が車両に乗り込み、安全をチェック。「終点でドアを開けるしかない」と言い残し、降りていった。女性は駅員の熱心さに感謝しつつ、何度も繰り返される同じやり取りに、笑ってしまったという。
なおドアは、終点駅で無事に開かれた。
~上海ジャピオン2021年3月19日発行号