上海市発、広東省深セン市行きの春秋航空便で最近、ある深セン市民がチケット代560元をデジタル人民元「数字人民幣」で購入。これが、航空業界で初のデジタル人民元での決済となったことがわかった。
春秋航空は銀行と協力してデジタル人民元の決済システムを自社アプリに搭載。アプリ上での決済方法に「数字人民幣」が追加された。デジタル人民元は2019年末に、深セン市や22年開催の冬季北京オリンピック会場付近などで試験運用が開始。20年10月には、上海市を含む6地点でもテスト運用が始まっている。
~上海ジャピオン2021年4月23日発行号