1月27日(水)早朝、軌道交通1号線「陝西南路」駅3番口附近に設置されていた女性の像が、
腰から折れた無惨な姿で倒壊しているところを通行人に発見された。
通報後、警察が回収し、工場で修復後、1月31日(日)、元の姿に戻った。
「電話少女」の名で市民に親しまれているこの像は、
等身大の女性が公衆電話をかけている姿を模したもので、
外見はノースリーブにミニスカート、サンダル姿というスタイル。
待ち合わせ場所となるなど、路上のシンボル的存在となっている。
市内の銅像で唯一、ニッケル銅を使用して造られており、過去に度々盗難に遭っているため、防犯装置も内蔵。
高さは約1・7㍍、重さは約400㌔に及ぶ。
倒壊の理由については、重量が重いため盗難時に運送に失敗したのではないかという見方が強い。
一方、2006年に再建された際、溶接が不十分だったのではないかという意見も一部で挙がっているが、
関係者は溶接に問題はないとしている。
(2月1日)
~上海ジャピオン2月5日号より