老舗ミルクティ店が閉店 最終日は平均3時間待ちに

上海市で30年続き、〝阿姨奶茶〟ブームの火付け役となったミルクティ店「卞阿姨奶茶店」が7月15日(木)に閉店した。
最終日は別れを惜しむ人々が長い列を作り、待ち時間は平均3時間に及んだ。オーナーの卞さんは店の再開について「いい男はすぐ見付かるけど、いい物件はそうそうない」と冗談交じりに言い、人に店を任せてはと勧められても「味は騙せない。大切なのは、何事も真面目にやることだよ」と取り合わなかったという。夜23時過ぎ、卞さんは笑顔でシャッターを下ろし「店再開の可能性は70%だね。北外灘来福士なら考えるよ」と語った。

~上海ジャピオン2021年7月23日号

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