上海軌道交通に弱冷房車両 先頭と最後尾の2車両で

上海市軌道交通では8月8日(日)から、弱冷房車両の運行が開始されたことがわかった。

弱冷房車が走行する路線は3~5号、10~13号、15~18号の11路線。列車の先頭と最後尾の2車両の冷房を一般車両よりも2度前後高い「弱冷」に設定し、高齢者や子ども、虚弱体質・冷え性体質の乗客の要望に対応している。
各軌道交通では、弱冷房車案内を駅構内のアナウンスや改札、案内表示版などで行うという。各路線は地下や地上、高架など異なる環境を走行し、混雑度合いや利用距離など、快適な温度調整には様々な要因が複雑に絡むため、今後も調整を重ねるという。(8月6日)

 

~上海ジャピオン2021年8月13日号

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