上海蟹漁が解禁 黃浦江で1週遅れ

上海蟹の養殖地として知られる上海市松江区の黃浦江で最近、上海蟹の収穫が解禁されたことがわかった。
今年の上海蟹は例年より一週間ほど遅く市場に出回り始めた。カニは気温が20度以下になると運動量が減り始め、10日から半月ほどでタンパク質が増加し、食べごろになる。今年は気温の高い日が続き秋入りも遅れたため、解禁も例年より1週間遅れとなった。しかし漁解禁の遅れは黃浦江の上海蟹収穫量や品質には影響がなく、国内出荷は8万杯を予定しているほか、日本や韓国への輸出予約量はすでに1万5000㌔に達しているという。(10月22日)

 

~上海ジャピオン2021年10月29日号

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