上海市の生育計画条例修正 子ども3人可、育休延長へ

上海市政府は近頃「上海市人口と生育計画条例」を修正し、1組の夫婦間で子どもを3人まで持つことを許可した。また、育児休暇は30日延長され60日となった。
同条例によると、子どもの数には、再婚前に出産した子どもは含まれない。これまで3人以上の子どもの出産に関して課されていた社会扶養費などの制約を撤廃し、関連する法的責任条項も削除された。

育児休暇の延長は、国家政策や地域のバランス、基金や社会的影響など各方面を考慮して定められた。女性社員は98日の出産休暇を取得でき、情況により適宜延長される。これにより、市では女性が産休及び育休を合計158日間取得できる。また、子どもが満3歳になるまでは、両親双方が毎年5日間、有給の育児休暇を取得でき、雇用主にははフレキシブルな対応が望まれている。(11月26日)

 

(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2021年12月3日号

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP