マッサージ店でコロナ感染者 代理PCR検査依頼で処罰

上海市衛生委員会は、8月11日(木)0時~24時の間に、新型コロナウイルス感染症の市中感染者2人、無症状感染者5人を確認したことを発表した。

同委員会によると、市中感染の2人は、徐匯区にある足裏マッサージ店の従業員と客であることが判明。また警察の調査では、この店の責任者は防疫措置をしっかり行わずに、1日(月)から無断で営業を始めていたことがわかった。さらに、従業員2人が風邪の症状を自覚しながらも、新型コロナ感染の可能性があることを隠すため、知人にPCR検査の代理検査を依頼していたという。この2人がすでに感染していた可能性があるとして、警察は現在、店舗責任者と従業員2人の計3人を感染症予防妨害の疑いで刑事立件し、PCR検査を代わりに受けた知人は10日間の拘留に処された。

警察は、市民に対し各自、防疫規定を遵守することを改めて呼びかけている。(8月12日)

 

(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2022年8月19日

 

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