上海市軌道交通１号線「蓮花路」駅に最近、商業施設「ララ・ステーション」の１、２階部分が先行オープンした。

同施設には外資系スーパー「ＡＬＤＩ」や日本ＳＰＡブランド「ｎｉｋｏ ａｎｄ…」など90店舗が入居予定で、12月末には５フロアが全面オープンする見込み。また、同駅ハブとの連結通路も開放された。「蓮花路」駅は近隣に商業エリアと住宅街を擁し、１日の最高利用者数はのべ９万人。これまで切符売り場と改札の位置が招く動線の混乱や、駅外に14ものバス路線が密集するなど、安全が憂慮されていた。再開発に当たり、日本など国内外の都市交通規格を参考に、住まいと仕事、ショッピングやエンターテイメントが一体となる新たな都市作りを目指したという。

また、15号線「婁山関路」駅では最近、５番出口が開通。２号線への乗り換えが４分程度とこれまでの半分以下の時間に短縮され、便利になったと好評だ。（12月９分）

 

 

（写真は東方ネットより）

～上海ジャピオン2021年12月17日号