浙江省杭州市で最近、詐欺行為で約3年間逃走していた男とその妻が、派出所に自首。その理由が「コロナ禍で健康情報QRコードが提示できず、外出もできなかった」ことが、ネット上で話題となっている。
男は2016年、友人の仕事が好調なことをねたみ、詐欺行為で友人などからお金をだまし取っていた。その後警察に追われると、使っていたスマホを捨て、妻も置いて逃走。公共交通機関にも乗らず、お金も引き出さず、身を潜めていた。しかしコロナ禍になってから、各地での防疫対策が厳しくなり、健康情報QRコードも提示できないことから、自宅からも出られず、耐えられずに自首に至ったという。(2021年12月30日)
~上海ジャピオン2022年1月7日号