上海市長寧区にある映画館「上海影城」がリニューアルのため、一時閉館することが最近わかった。
1991年のオープンから30年、上海市のみならず、全国映画ファンにシネマのメッカとして愛された同館は、93年に始まった中国映画史上初の国際映画祭「上海国際映画フェス」のメイン会場であり、同区のランドマークとして有名。同館の元副総経理は「第一回の上海国際電影節ではツイ・ハーク(徐克)、大島渚、オリバー・ストーン、ポール・コックスが審査員を務め、スターが一堂に会しきらめいた」とSNSに思い出をつづっている。
一方、同じ長寧区の虹橋エリアで今年開業予定の「東虹橋中心」は、この地区で初の大型会員制スーパー「盒馬X会員店」との契約を発表。同センターのビジネス原動力と期待されている。(2月18日)
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2022年2月25日号