虹橋空港の新ターミナルビル・第2ターミナルビル(T2)が、3月16日(火)0時から正式に供用を開始する。
年間2100万人の旅客数を見込んでおり、将来的には3000万人まで対応する予定。
T2の広さは36万2600平方㍍で、従来のターミナルビルの4~5倍となるが、
廊下を「蟹足型」としたことで、移動距離の短縮を実現。
カウンターから、搭乗口までは、最長で300㍍となった。
新ターミナル供用開始に伴い、従来のターミナルビルは第1ターミナルビル(T1)と改称。
T2では国内線の発着が行われることとなり、春秋航空を除く国内線の全航空会社11社が、T1より移動する。
一方、東京やソウルと上海間を往復する国際線は、従来通りT1から発着する。
また、T2へのアクセス面では、5月の万博開始までに軌道交通2号線が、
10月には10号線が乗り入れ、市中心部と直結。
ただ10号線開通以前は、T1~T2間には歩行通路が設置されず、移動にはシャトルバスを用意する。
5分毎に発車し、15分~20分ほどで到着予定。
(3月8日)
~上海ジャピオン3月12日号より