小規模企業に税優遇を実施 企業所得税が実質5%に

中国財政部と税務総局は最近、小規模企業に対する企業所得税優遇策を発表。小規模企業の、年間課税所得額が100万~300万元までの部分に対し、企業税率20%の課税対象を、総課税所得額の25%に引き下げることがわかった。

小規模企業に対する税優遇制度は19年にも実施されており、今回は当時の所得額50%という課税対象から、さらに引き下げられた。これにより、年間課税所得額が100万~300万元の部分に対する実質税率は5%になる。対象となるのは、年間納税所得額が300万元に満たない、従業員300人以下、資産総額5000万元以下の企業。(3月25日)

 

~上海ジャピオン2022年4月1日号

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