河南中路・石門一路が改名 新駅名に南京路が登場

 上海市地名管理オフィスは、10月18日(水)、軌道交通の3つの駅名を変更することを明らかにした。これによって、2号線の「河南中路」は「南京東路」に、「石門一路」は「南京西路」に、3号線の「汶水東路」は「大柏樹」になる。
 関係者によれば、今回の名称変更は、より一般に知られた地名を使うことによって交通乗り換え時の利便性を高めると共に、商業や観光の中心である南京路の集客効果を高める狙いがある。
 ただし、駅名変更には、路線地図、案内表示、交通網サイトなど、多くの修正が必要になるため、新しい駅名が正式採用されるまで、今後1カ月以上の準備期間が必要と見られている。一部からは、費用と労力の面から、変更の必要性を疑問視する声も上がっている。
 駅名をよく知られた地名に変更する動きは以前からあり、これは市内交通網が発展した現状に合わせたもの。ことし7月には、2号線の「東方路」が、より知名度の高い道路名「世紀大道」に変更されている。
(10月19日)

~上海ジャピオン10月27日発行号より

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