陽澄湖蟹から発癌物質? 上海市内では報告例なし

 台湾で陽澄湖産の上海蟹から発癌物質が検出された事件に対し、市民に不安が広がっている。
 普陀区の工商部門によると、現在上海に出回っている蟹からは、発癌物質は検出されていない。業界の専門家は、「陽澄湖の養殖過程で有害物が入ることは考えにくい」とし、発癌物質が見つかった蟹は陽澄湖産を謳った偽物である可能性を示唆している。こうした偽物の蟹は、依然として非認可の市場などで売られており、業界では、蟹は必ず正規市場やスーパーで購入するよう市民に呼びかけている。
(10月20日)

~上海ジャピオン10月27日発行号より

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