上海市では10月6日(月)の中秋節を間近に控え、今年も各老舗ブランドで月餅の販売が始まったことがわかった。
黄浦区淮海路の「光明邨大酒家」では9月1日(月)から全面的に月餅の販売を開始。定番の肉あんや蟹あんなどに加え、今年は藤椒牛肉味を新発売。連日行列が絶えず、購入時間は平均1時間半ほどだという。また、同区南京路歩行街の「泰康食品」では定番の十数種に加え、ピリ辛ラー油風味を新発売。静安区陝西北路の「美新点心」では、塩胡椒味や海苔味を新発売している。
一方で、一部の上海市民からは肉あんやこしあんなど、〝昔ながらの味〟の人気も依然として高いという。(9月7日)
~上海ジャピオン2025年9月19日号