市内各地で桜の開花が進み、見頃を迎えている。
徐匯区の上海植物園では、400本以上の桜が次々と開花しており、
また、桜の名所として知られる虹口区の魯迅公園では、カンザクラが満開、ソメイヨシノが見頃となり、
訪れた市民が記念写真を撮るなど、賑わいを見せている。
同植物園の専門家によると、園内ではシダレザクラなども枝振りがよく、鑑賞にオススメだという。
園内には他にも希少品種の桜も植えられており、特に珍しいのは、
「ギョイコウ(御衣黄)」と呼ばれる桜で、開花すると緑色の花を咲かせる。
市内ではこの他、中山公園や世紀公園、襄陽公園などで桜を鑑賞することが可能。
なおソメイヨシノなど早咲きの桜は、4月5日(月)の清明節前後に満開となる見込み。
(3月29日)
~上海ジャピオン4月2日号より