上海市旅遊局は、今年の端午節休暇中に市を訪れた観光客がのべ672万4800人、観光収入が96億1300万元に上ったことを発表した。
市の各観光スポットでは、端午節休暇中さまざまなイベントを開催。松江区にある文化保護施設「広富林古文化遺跡」では、田植えや川から水田に水を引くなどの伝統農耕文化が体験できるイベントのほかドラゴンボードレースが行われ、多くの人で賑わった。
一方、上海市場監督管理局によると、大手ネットショッピングサイト「淘宝(タオバオ)」などが開催したネットセール「618」を含め、端午節期間に消費者から届いたクレームが2万350件の上ったことがわかった。苦情内容は、商品の品質欠陥や配送の遅延が多く、特に端午節に食べる習慣があるチマキの配送遅延に関する問い合わせが多かったという。(6月24日)
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2023年6月30日