上海市徐匯区に構える老舗デパート「上海太平洋百貨店」徐匯店が、８月31日（木）に閉店することが近頃わかった。

同デパートは１９９３年にオープンし、現在市に残っている唯一の店舗。２０１６年の淮海店、20年の不夜城店の閉店に続き、合併会社との契約満了に伴う閉店が決まり、太平洋百貨店は市から完全に撤退することになる。

同店では31日（木）まで閉店セールを開催しており、現在は閉店を惜しむ客で混雑している。専門家はネットで買い物ができる現代において、百貨店が存続するのは厳しくなっており、生き残るには新たな挑戦が必要だと指摘する。（８月６日）

 

～上海ジャピオン2023年8月11日