宜山路にある家具建材センター「筑園」で12月24日(月)、「上海流のクリスマス」をテーマにしたイベントが開かれ、市内のビジネスマン・OLら約300人が、中国の伝統的スタイルでクリスマス・イブを祝った。
会場を装飾したのは、中国映画『花様年華』『長恨歌』などに登場した伝統スタイルの家具類。またイベントで振る舞われた食事は、七面鳥ではなく、上海人に人気のデザート「話梅糖」となった。特に人気を集めたのは人力車で、チャイナドレスなど伝統衣装に身を包んだ参加者らが、老上海の風情を感じさせる乗り心地を楽しんだ。
参加者の女性は、「クリスマスは自分たちの文化ではないという距離感があったが、ここでは上海らしい魅力を感じる。自分たちのスタイルで外国の祝日を祝うことは意義深いと思う」と話した。(12月25日)
~上海ジャピオン12月28日/1月4日発行号より