乗客の混乱招く? 2号線の駅改名に疑問符

 100万元以上を投じて実施された軌道交通2号線の駅の改名が、乗降時の混乱を招くとして、乗客の不評を呼んでいる。
 10月28日(土)、2号線「河南中路」駅が「南京東路」に、「石門一路」駅が「南京西路」に改名された。しかし2号線には「静安寺」など南京路上にある他の駅もあり、慣れない乗客が下車駅を誤る状況が続発している。
 これに対し市の地名管理事務所は「河南中路や石門一路と違い、南京路は上海の名刺とも言える有名な地名。現状の交通網に合わせ、こうした地名を駅名に使い、他の交通機関との連絡を円滑にすべき」と説明している。
 専門家は、「例えば南京東路駅を〝南京東路(河南中路)〟と再改名すれば問題は解消される」と話している。
(11月2日) 

~上海ジャピオン11月10日発行号より

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