アイスクリーム半数が不合格  基準値10倍の大腸菌を検出

 

上海市消費者保護委員会はこの度、市内で販売中のアイスクリーム22品の
抜き取り品質検査を行い、不合格率が45・5%だったことを明らかにした。
不合格となったのは、デイリークイーン(DQ)徐家匯店の「ブリザード・
ホワイトカップ」を始め、コールド・ストーン・クリーマリー太平洋店の
「オリジナルアイス」やサーティワン(バスキン・ロビンス)静安店の
「フローズンチーズアイス」など、有名店のアイスクリーム10品。
いずれも細菌総数などが基準を超え、中でもDQのアイスは、国家基準の
10倍以上に当たる大腸菌が検出された。
これを受け、ミスタードーナツなどでは、不合格商品の販売を一時的に停止。
一方、DQでは、第三者機関の検査では合格しているとして販売を継続した。
なお消費者の多くは、国内で食品衛生問題は頻発しており、今回の結果が
消費行動に影響を与えることはないとする。
(8月31日)

~上海ジャピオン2012年9月7日号

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