上海市では最近、市のＱＲコード「随申碼」を使った公共交通機関の乗車が可能になったことがわかった。

市交通委員会によると、公共バスにおいてはすでに昨年から「随申碼」による乗車が可能。今回は、公共バスのほか、軌道交通や上海トランスラピッド（磁浮線）、渡し船など、全面的な市公共交通機関での「随申碼」による乗車が実現したという。さらに、２時間以内に公共交通機関間で乗り換えをした場合は、料金が１元引きになるほか、１カ月に70元以上の利用があれば、以後は月末まで１割引きの料金で計算される優遇がある。ただし割引が適用るにはアプリ「随申行」、またはアプリ「支付宝」及び微信ミニプログラムの「随申碼」のうちどれか１つが規定の料金に達する必要がある。

また、アプリ「随申行」では、各観光地のチケットや浦江河の遊覧船チケットの予約も可能になり、窓口に並ぶ必要なく事前に手配できるようになった。（12月６日）

 

（写真は東方ネットより）

～上海ジャピオン2023年12月15日