上海市黄浦区にある百貨店「梅龍鎮伊勢丹」が6月30日(日)18時をもって、閉店したことがわかった。
同店は1997年に開業し、中国大陸に進出した最初の外資系百貨店の一つとして、日本や海外の数多くのブランドを誘致。トレンドをけん引し、周囲の建物と合わせて〝梅泰恒金三角(ゴールデントライアングル)〟と呼ばれるほどの存在感を示していた。当時から同店に通う男性は、「ISETANの袋を下げて歩くのがオシャレだった」と懐かしんだ。営業最終日は1階のクリアランスセール会場が多くの客でにぎわい、入口の垂れ幕の前で最後に記念撮影をする人の姿も目立った。(6月30日)
~上海ジャピオン2024年7月5日