上海国際科学芸術展で 溶岩石を一般公開

 上海国際科学芸術展では27日、アジアの「地眼」と呼ばれる溶岩石を初めて一般公開した。展示品には、350万ドル相当の価値があるという鉱石「大地回春」など、値がつけられないほど価値の高いものも含まれた。
 これら溶岩石は、「大陸科学鉱脈計画」と呼ばれる連合科学探査計画の1つとして、中国の科学者が地下5000mから採掘したもの。
 「地眼」は、38億年にも渡って生きつづけている微生物が含まれることから、地球の内部を知る役割もある。これらの研究は、今後地震発生の予測をする上でも役立つという。(5月28日)

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