上海ビエンナーレ開催 9日から上海美術館で

 今年で7回目を迎える美術展「上海ビエンナーレ」の展示が、9月8日(月)、上海美術館にて開幕した。
 今回の展示には、21の国と地域から61組のアーティストが参加。「快城快客(トランス・ローカル・モーション)」をテーマに、流動人口や移民文化など、100年に及んで形成された上海独特の社会性をクローズアップする。
 館内はテーマごとに、3つのパートに分類。第1パートにあたる美術館1階と屋外は「夢想広場」と題して、ビジュアル的にインパクトのある作品を並べ、上海の社会の変遷と人口の流動を投影する。第2パートでは、「家庭の遷移」をテーマに世界的に活躍する3組のアーティストをピックアップして展示。第3パートでは視点を世界各地に広げ、「移住の年代」をテーマにした作品で、世界の人口問題に迫る。
 なお、入場料は20元で、16歳以下の場合は無料。展示は11月16日(日)まで行われる。
(9月9日)

~上海ジャピオン9月12日発行号より

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