上海市が梅雨明け、猛暑に 配達員の熱中症対策手厚く

上海市気象局は7月4日(木)、上海市の梅雨明けを発表した。

梅雨明け後、市内では最高気温が37度を超える日が続き、上海中心気象台から、高温警報としては上から2番目となる「高温橙色警報」が連日発令された。7日(日)には市内の複数の気象観測所において最高気温40度超えを記録。1873年の統計開始以来、最高気温が39・6度を超えた日数は多くなく、昨年は0日だった。週末にかけては雨が降りやすく、最高気温は33度前後の予報だ。

厳しい暑さの中、各デリバリーサービスは配達ドライバーの熱中症対策に力を入れている。「美団」はドライバーに日焼けや熱中症予防グッズを配布。また市内に1万カ所以上あるドライバーステーションでは冷たい飲み物やエアコンを完備しており、天候に応じて配達時間を延長しているという。「餓了麽」はグッズ配布に加え、配達員が格安で各種用品を購入できる日を設けているという。(7月7日)

 

(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2024年7月12日

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP