年末に開通予定の空港連絡線 運賃は35元ほどになる見込み

 上海市の東西にある浦東国際空港と虹橋国際空港を結ぶ鉄道「上海空港連絡線」が、年末の正式開通に向け、9月から試験運行に入ることがわかった。

同連絡線は、全長68・6㌔で両空港を40分でつなぎ、既存の軌道交通2号線に比べ移動時間が半分以上短縮される。沿線では「上海ディズニーリゾート」、新興住宅地の三林鎮、華涇鎮、観光スポットの七宝古鎮などに駅を設ける。車両内には荷物棚が設置され、座席間スペースも広く、荷物が多くても利用しやすいという。運賃は未定だが、現在運航中の連絡バスの運賃36元と同等になる見込み。また通勤利用ではさらに安くなるという。(7月28日)

 

~上海ジャピオン2024年8月2日号

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