上海市では最近、「生育友好崗(出産・育児にやさしい職場・職務)」政策の導入を発表したことがわかった。
同政策は、12歳以下の子どもを持つ労働者に柔軟な勤務制度を提供し、仕事と育児の両立を目指すもの。フレックスタイム制やリモートワーク、柔軟な休暇の調整などが含まれる。さらに「15分就業サービス圏」という、育児中の労働者の通勤時間を減らすために家の近くで働ける環境整備を目指している。また、企業には職場内保育施設やベビーケアルームの設置が奨励されるなど、少子化対策と働き方改革が注目されている。(12月20日)
~上海ジャピオン2024年12月27日号