上海市では、「婚姻登記条例」改正後初の七夕節を迎えた8月29日(金)、全市でのべ2310組のカップルが婚姻登記を行い、過去10年間の七夕節における婚姻登記数が最高となったことがわかった。
中国では今年5月、婚姻手続きを簡素化する新条例が施行され、戸籍所在地以外でも婚姻登記が行えるようになった。実際に、同日婚姻登記を行ったカップルのうち、1130組が市外出身者だったという。
また浦東新区の「上海中心大廈」では同日、52階に新設された婚姻登記センターが正式にオープン。現地では20組のカップルが婚姻登記を行い、市の景観を背景に記念写真を撮影した。また宝山区では、水辺の景観とクルーズ船をテーマにした「婚姻登記センター濱江支所」を試験営業させたほか、奉賢区では婚姻登記センターを公園風にリニューアルするなど、各区七夕節に合わせて婚姻登記イベントを実施した。(8月30日)
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2025年9月5日号