小中校の新学期開始 4100校の安全守る

上海市では9月1日(月)、約182万人の小中学生が新学期を迎えた。市教育委員会によると、2025年度は5つの新開発エリアを中心に計34校が新設され、約1万3000の学位が増設された。

新設校には名校の特色を受け継ぐ学校が多い。徐匯区の「位育附属徐匯科技実験中学」は科学・技術教育を重視。「宋慶齢学校附属徐匯実験小学校」にはAIセンターや非物質文化遺産工房など50超の学習空間が整備され、各界の専門家が教育顧問として指導にあたる。「上海交大附属嘉定実験学校」では「博愛・博学・博雅」の精神を掲げ、未来人材の育成を目指す。

登校初日には、市警察が「一校一方案」で市内4100校の安全を確保。静安区ではバイク用の共有ヘルメットを配布し、徐匯区では臨時駐車場を設置。学生の安全な通学環境を整備した。(8月31日)

 

 

(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン202595日号

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