3年ぶり皆既月食 赤く染まった月

中国各地で9月7日(日)夜から8日(月)未明にかけて、3年ぶりとなる皆既月食が観測された。

月食は7日(日)23時28分に半影食が始まり、8日(月)1時31分から2時53分までの1時間22分間、月が地球の影に入り込んだ。その間、大気で屈折した太陽光により、月が赤く染まる「赤い月」現象が見られた。黒竜江省や新疆、内モンゴルなど多くの地域では晴天に恵まれ、観賞に好条件となった一方、広東省や福建省の沿岸部では豪雨の影響で観測が難しかった。

次回の皆既月食は、2028年末から翌年元旦にかけての〝年越し月食〟になる見込みだ。(9月6日)

 

~上海ジャピオン2025912日号

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