05年の天災予報警報は56回 異常気象の影響か

 昨年1年間に上海気象台の出した天災予報警報が56回に及んでいたことが、市気象局の発表から明らかになった。05年の上海は、1年を通じて天災が多く、平均すると1週間に1回の割合で天災予報警報が出されたことになる。
 例年と比べても05年は異常気象の多い1年であった。春季は気温が高く、夏期は最高気温が35度を超える高温日が続いた。梅雨の期間も降水量は少なく、秋季に入っても気温の高い日が続いた。冬季は、当初気温が高かったものの、12月下旬から急速に寒さを増した。
 05年上海の大きな天候ニュースは以下。
①2度に渡る台風の襲来。②16年間続いた暖冬に終止符を打つ。③歴史的猛暑で133年ぶりに夏期の平均気温の記録を更新。④40年ぶりの大きな空梅雨。⑤7月30日の暴風と雷雨。⑥1947年ぶりに遅い秋入りを記録。⑦10日を越える数の雷雨日。⑧記録的な寒波の襲来。(2月13日)
~上海ジャピオン2006年2月17日発行号より

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