真理の旅手帖:世界中の楽しみがギッシリ!

 「キリンが餌を食べに来てるよ~」ベランダから響く娘の声で朝を迎えた。ここはアフリカでは無く、フロリダのホテル「アニマルキングダム・ロッジ」。カリブ海クルーズ下船後、ツアーのホテルを変更して「夢の王国」で過ごすことにした。フロリダには、今回遊んだ4大テーマパークがあり、アメリカ人にとっても憧れの地だ。
 中国館、フランス館、ノルウェー館などが立ち並び、世界の文化を楽しめる「エプコットセンター」、シンデレラ城を背景に花火が上がる「マジックキングダム」、ユニバーサルスタジオのある「MGMスタジオ」、そして、私達の宿泊したホテルがあり、アフリカのサファリにいるような体験ができる「アニマルキングダム」の4つだ。その他、今回は行けなかったが、「タイフーンラグーン」は南太平洋の島をモチーフにしたプールがあり、大人の街「ダウンタウンディズニー」ではサルティンバンコのショーが行われているそうだ。それぞれ、1日居ても足りないくらいのボリュームがある。
 私達は、たった3日の滞在で港の近くにあるケネディ宇宙センターも合わせて楽しむことができた。今回は、短時間で上手に楽しむコツを披露しよう。
 まず、園内の指定のホテル滞在者して特典付きのパスを利用することで、早朝から夜までたっぷりと楽しめる。次に、事前に時刻表でチェックしてバスやモノレール、船など移動にフル活用すること。これで一気に時間を短縮でき、一度の滞在で広大な敷地に広がるテーマパークを制覇できる。すべて英語で大丈夫?という心配も必要ない。園内には、日本語のガイドマップもあるし、ヘッドフォン型の日本語ガイドを入口で申し込めばOK。アトラクションやパレードなどの待ち時間もほとんどなく、キャラクター達と一緒に写真を撮るのも楽々だった。
 広大なフロリダの大地に数多くのテーマパークを作り、あらゆる年代に楽しみを与えてくれる精神は、アメリカ人の遊び上手なところからくるのだろうか?ホテルもイタリアの港街風、ポリネシア風などがあり、カップルや家族連れまで大満足。ツアーのホテルを変更し、好みに合わせて楽しむことも旅の秘訣。次回は中国小旅行を紹介。写真での詳細はhttp://4travel.jp/traveler/mizube/album/

<今回利用した現地旅行社>
キャラバン・セライ・オーランド
http://caravanline.com/
HPには日本語で現地情報も満載
入場前にパレードや早朝入場可能なパークの
詳細を手に入れよう。時期や曜日によってその都度変更される。
○ケネディ・スペースセンター 
日本語ガイド付き大人US$110子様US$100
アニマルキングダムロッジ宿泊料 
1部屋 US$235
メール&クレジットカードでの手配可。
http://4travel.jp/traveler/mizube/album/10032817/

~上海ジャピオン2006年2月24日発行号より

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