自然豊かな惠州市へ
オレはウルフ。ロードバイク好きの留学生。中国の国道を自転車で旅してるんだ。よし、今日はガンガン飛ばして最終目的地の深セン市まで行くぞ!
まずは、広東省は南東部に位置する惠州市に到着。ここは自然豊かなところだな。国家5A級の評価を受けた「羅浮山」や温泉地「龍門温泉」、それに海に接する市の南部には海ガメの保護区もあるらしいんだ。本当はゆっくりしていきたいところだけど、なんとか今日中にゴールしたいからスルー。惠州市の景色だけ目に焼き付けて出発しよう。
深セン電気街を散策
ついに深セン市に着いたぞ!なんとか年が明ける前にゴールできてよかったぜ。ここは1980年に経済特区に指定されて以降〝中国のシリコンバレー〟としてどんどん発展しているんだ…とは言っても、郊外はまだまだ発展途上って感じだぜ。
さらに進んで、深セン市の中心部に来たぞ。うわ~、やっぱり人が多いな。電気メーカーの看板がズラリと並んでいて、電化製品や部品の販売店舗の数は東京・秋葉原の電気街よりも断然多いんじゃないか。よっしゃ、レッツ探検!雑居ビルの中に入ると、既製品の電化製品だけじゃなくて、パネルやらコードやらがごちゃごちゃと売られているぞ。値引き交渉をしているのか中国人同士がどなり合っているし、外国人の姿もちらほら見えて賑わっているな。
深センは活気があって楽しかったぜ。また来ることがあったら、郊外エリアをもうっちょっと周るとするか。さあ、次の街を目指してゴーイングハイウェイ!
~上海ジャピオン2016年12月30日発行号