浪漫なテーマ部屋
ロイヤルストンで夢にストン
ボン・アネ~(あけましておめでとう)♪
あらっ、自然にフランス語が飛び出してしまいました。
新年からおフランス語の勉強を再開した成果でしょうか。
いえ、決して若いパリジャン先生(男性)に会うのが目的ではなく、
自分の新境地を開くためでございますよ。
そんな先生とマンツーマンの授業中、
先生が見せてくれたクリスマスホリデーの写真にはベルバラよろしく、
金髪美女の彼女がヨーロピアンな部屋で、水着でジャグジーバスと戯れる姿。
パリのホテルですよね、と尋ねると意外な一言が!
「ノンノン。マツエのロイヤルストン」――? え、マツエって上海の松江?
大学と工場と遊園地くらいしかないと思ってましたが、こんなパリジャンホテルが!?
そのお話、もっと聴かせてシルブプレ!
ジャグジーに天蓋付ベッド
先生が泊まったというお部屋の名前は「バンケット(夜宴)」。
北京故宮博物院に所蔵されている中国の名画「韓熙戴夜宴」にインスパイアされた部屋だそうです。
チャイナレッドの壁、大~きなダブルベッドには真っ白いレースの天蓋、そしてジャグジーバス。
写真を見る限り、かなり広そうです。
でも凝ってるし高そう。
すると以心伝心か、「75平方㍍ですごく広かったんだ。でも、668元なんだよ!」と、
トレ・ビア~ンな広さと料金が飛び出しました! 女子会で泊まったりしても面白いかも。
「ほかにも色んなタイプの部屋があったから、見てみなよ。見るだけでも面白いよ」。
先生の甘い言葉に誘われて、帰宅後さらなるリサーチを重ねてみました。
ナイルにマヤに孔雀王朝
いつものホテルサイトを開いて検索してみると、独創的な部屋のネーミングに大興奮。
「ナイルラブ」、「マヤ神殿」、「ブラックチューリップ」、「ハリウッドの夜」、「孔雀王朝」…。
などなど、テーマ部屋の数は約25部屋。
映画スターにでもなれそうな、ネーミングラインナップです。
とりわけ気になったのは、広さ90平方㍍超の「アマゾントリップ」ですね!
天井を這う熱帯雨林風のツタに、映画『ランボー』を髣髴とさせるウッディな揺りかご風チェア。これで888元!
さらには120平方㍍以上の「ヒンドゥーの神話」と、神話まで登場。
宿泊の夜、いったいどんな神話が巻き起こるのでしょう!?
?
ロープライス部屋も
ほかには、シンプルな部屋もあって、朝食付きで288元~。
松江といえば、遊園地「ハッピーバレー」なんかもオープンしてますし、
1日かけて遊びにいっちゃうのも面白そうです。
さて、このホテル、誰と泊まりに行こうかしらん。
~上海ジャピオン1月8日号より