私も一緒にメンテナンス?
老舗5ツ星がリニューアル
とれない、とれない、とれなーい!
春節の帰省チケット、とれませんでした…。
久しぶりに日本へ帰ろうと思っていたのに、なんてことでしょう。
この出足の悪さ、主人に申し訳が立たないとシクシクしていると、
見かねた主人がメシアの一言を投げかけてくれました。
「春節中は市内のホテルが安くなるし、こうなったら市内ホテル行脚でもするか」。
主人、グッドアイデア!
そうしましょう、では相談しましょう。
1泊目はどこにしましょうね、と打ち合わせた結果、
最近リニューアルを完了したという老舗5ツ星「ヒルトン上海」が第一候補となりました。
日本人限定788元
決め手は、この春節価格。1泊朝食2人分付き788元という、トレビア~ン価格なのでございます。
日本のヒルトンと比較したら、約半額!
それに、春節を迎える時は、街中に爆竹がバンバン鳴りまくるので、慣れない日本人にはちょっとしんどい…。
でも、ヒルトンの高層階に宿泊すれば、そんな喧騒も窓の下♪
たくさん上がる花火も、窓から見れちゃうかも!?
う~ん、楽しみ!楽しみすぎて待ちきれず、主人に内緒で一足先に見学に行っちゃいました。
ヒルズのセレブ気分?
上海ヒルトンといえば、1988年開業の老舗。
見学の申し出にも華麗なる対処。さすが世界のヒルトン様でございます。
しかし、20年前の開業なだけに、気になるのは設備面です。
高い天井のロビーの壁など、古さは全く感じません。
部屋へ向かう途中、館内のいたるところに有名な油絵や彫刻もあり、高尚~な雰囲気です~。
もう少し、オシャレしてくればよかった…。
そしてお部屋でございます!
アラ、テレビが液晶に!
ファブリックも真新しい感じ。
アメニティは「クラブツリーアンドイブリン」。
帰って調べてみると、17世紀イギリスの生活様式を参考に作られたアメリカの自然派スキンケアブランドでした。
ヒルトン本社のある、ビバリーヒルズもこんな香りがするのでしょうか?
大改装は間もなく終了
今回の大改装は上海万博に合わせたもので、なんと2年もかけたとか。
昨年末にはレストランと一部のお部屋以外の大部分の改修を終え完了は目前。
いやはや、百聞は一見に如かずとはこのこと。
老舗ホテルだからこそ、メンテナンスには特別気を使っていらっしゃるよう。
極めつけは朝食ビュッフェのカフェ「アトリウム」は、天井ガラス張り、
室内なのにパラソル、それにたくさんのグリーンと、まるでリゾート♪
春節は、私もヒルトン上海のように生まれ変われるよう、主人にスパをおねだりしちゃおうかしら。
妻のメンテナンスも忘れないで~、あなた。
~上海ジャピオン1月29日号より