中国語を勉強するにも、
教科書とにらめっこするばかりでは、つまらない。
そんな時にオススメなのが、中華ドラマ鑑賞だ。
そこで今週は、中国人に人気の俳優や、
大陸地区・台湾地区・香港地区の3エリアそれぞれ今イチオシのドラマを、
一挙紹介!
俳優になった気分で、セリフをつぶやけば、
中国語力がぐんとUPすること間違いなし!?
中華ドラマのエトセトラ
中華ドラマを実際に観る前に、
中国のドラマ事情を少し把握しておこう。
その参考として、マーケティング会社・インフォブリッジが、
上海・北京・広州に住む10~50代の男女100人を対象に、
中華ドラマに関するアンケート調査を行った。
調査によると、
中華ドラマを観る頻度は「ほぼ毎日」が半数を占める結果に。
どうやらほとんどの人が、
どっぷりドラマ漬けの日々を送っているようだ。
というのも、日本なら〝月9〟という言葉がある通り、
同じドラマは週1回放送されるのが常。
しかし中国では、
平日の決まった時間に毎日放送されるというパターンが多いので、
結果として好きなドラマが放送されている期間は、
毎日見続けることになるのだろう。
「続きが気になって落ち着かな~い!」という状態にならず、
サクサク観進めることができるのが嬉しいところだ。
ちなみに、
中国以外のドラマでは、一番人気が『24』などに代表されるアメリカドラマ、
次に韓国、3位に日本が続いた。
ドラマの人気俳優は誰?
ドラマを観るキッカケとして、
一番多かった意見は「流行ってるから」。
続いて惜しくも次点となったのが、
「好きな俳優が出演してるから」だった。
では、どんな俳優が人気かというと、
大陸地区からは
中国の演劇関係の各賞を受賞しているチェン・ダオミン(陳道明)や、
シブイ演技に定評があるリー・ヨウピン(李幼斌)、
スクリーンでもおなじみのグォ・ヨウ(葛優)などと、
男性陣の俳優が多く挙げられた。
一方、台湾地区からは若手俳優たちの人気が圧倒的に強く、
女性はレイニー・ヤン(楊丞琳)やジョー・チェン(陳喬恩)、
男性はイーサン・ルァン(阮經天)やマイク・ハー(賀軍翔)などが代表格。
香港地区からも、
若手俳優のボスコ・ウォン(黄宗澤)などが注目されている。
それでは次ページからは、ドラマのジャンルごとに、
今イチオシの中華ドラマを
大陸地区・台湾地区・香港地区からそれぞれ1作ずつ、
作中のセリフとともに紹介していこう。
~上海ジャピオン9月23日号